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フォードというブランドの響きから、どんな世界を想像するのだろうか?
フォード=アメリカン、フォード=エスクプローラー、フォード=F150。そこからイメージするのは、荒涼とした砂漠での圧倒的な走破性。もしくはフォード=マスタングからくる、マッスルスポーツが代表的な印象だろう。かくいう僕も、フォードにはそういった力強い"乗りもの"という思いを抱いている。
それが証拠に、日本のマーケットを見ると、フォード・ジャパンが販売する正規輸入モデルの約3分の1を、エクスプローラーが占めているという。フォード=エスクプローラーは、日本人の心の中に刷り込まれているのである。

さらに想像を拡げれば、フォード=エクスプローラー=無骨となる。頼もしさと言いかえてもいい。道なき荒地を踏破するタフなボディ、ビックボアによる力強い登坂力、まさにアメリカンなビックダディ。ちょっと意地悪に言えば、洗練や環境性よりも、筋骨隆々なマッチョが一般的なイメージなのだろう。


ただし、久しぶりにエスクプローラーをドライブして、毛色の変化を再認識した次第。

エクステリアデザインに筆を入れたほか、これまでラインナップされていたV型6気筒と直列4気筒2リッターターボエンジンのその2リッター仕様を、2.3リッター EcoBoost[TM](エコブースト)ターボへと進化させたのが特徴だ。
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【試乗記】フォード「エクスプローラー」、快適性と力強さをバランス良く同居させている:木下隆之 originally appeared on Autoblog Japan on Wed, 18 Nov 2015 03:00:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
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