Filed under: SUV, 日本, スーパーカー, ランボルギーニ, パフォーマンス, オフロード, ニューモデル

【ギャラリー】Lamborghini Usus in Japan41
ランボルギーニは2月6日、ステファノ・ドメニカリCEOやマウリツィオ・レッジャーニ研究開発部門取締役が来日し、"世界初のスーパーSUV"を自称する新型車「ウルス」を日本で初公開した。
V12エンジン搭載のフラッグシップ「アヴェンタドール」、V10エンジンを搭載した「ウラカン」という2台のスーパー・スポーツに続くランボルギーニ第3のモデルは、まさかの(ある意味では妥当な?)SUVとして昨年末に登場した。ランボルギーニの、というより、おそらく自動車の歴史においても、新しい領域に挑んだウルスは、0-100km/h加速3.6秒、最高速度305km/hでサーキットを疾走することも、荒れ地や砂漠、雪上を走破することも可能な、文字通りのスーパーSUVだ。レッジャーニ氏によれば、ランボルギーニならではのドライビング・エモーションと、SUVとして欠かせない日常的な使いやすさを併せ持つ、「初めて家族と一緒にアドベンチャーできるランボルギーニ」であるという。

このコンセプトを実現するため、エンジンは他の現行スーパースポーツとは異なるフロントに搭載。低回転域から力強いトルクを発揮することが重要なので、ランボルギーニの歴史上初となるターボチャージャー付き4.0リッターV型8気筒を採用したとレッジャーニ氏は説明する。その最高出力は650ps/6,800rpm、最大トルクは850Nm/2,250rpm。乾燥重量は2.2トンとアヴェンタドールより400kg以上重いにも関わらず、パワー・ウェイト・レシオは3.38kg/psという、先代997型ポルシェ「911ターボ」並みの数字を達成している。

ドメニカリCEOやレッジャーニ氏が繰り返し強調したのは、ランボルギーニのスーパースポーツカーからDNAを受け継ぎ、SUVとして世界最高のパフォーマンスを目指したということだった。これは物理的に相反する要素を両立させることにつながるから、もちろん簡単なことではない。単にスーパーカー風のボディにトラックのシャシーを組み合わせればよいというものではないからだ。ドメニカリCEOの言葉によれば「不可能なことも可能にできると示す」ため、ウルスには強力なエンジンだけでなく、数々の先進的な電子制御技術が投入されている。
Continue reading 世界初のスーパーSUV! ランボルギーニ、「ウルス」の日本導入を発表 価格は2,574万円(税抜)
世界初のスーパーSUV! ランボルギーニ、「ウルス」の日本導入を発表 価格は2,574万円(税抜) originally appeared on Autoblog Japan on Wed, 07 Feb 2018 16:00:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
Permalink | Email this | Comments