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2つの価値を併せ持つ、新型「スバル XV」発表会場からリポート!

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2つの価値を併せ持つ、新型「スバル XV」発表会場からリポート!

富士重工業改め株式会社SUBARUは6日、報道陣を集めて新型「スバル XV」の発表会を開催した。世界で一番最初となる5月24日の発売に先駈け、まずは発表会場でエンジニアの方々からお聞きした話などをご紹介しよう。

次世代SUBARUの主力SUVに

2代目にフルモデルチェンジした新型スバル XVについて、壇上の吉永泰之社長は「痺れるくらい良いクルマに仕上げました」と胸を張る。井上正彦プロジェクトジェネラルマネージャーによると、そのコンセプトは「Fun Adventure」。街の中で映える、使いやすい小型クロスオーバーの魅力と、オフロード走行に対応した本格SUVの悪路走破性を併せ持つ「唯一無二」の「ベンチマートになる」存在を目指したという。次期型「フォレスター」ではなく、この新型XVこそが「次世代SUBARUの主力SUV」になるそうだ。



街中でも悪路でも使いやすく

新型XVでは「飛行機を作ってきたスバルのDNA」を受け継ぎ、全方位に抜群の視界を確保。フードの見切りを非常に低く設定したことで、前方の小さな子供や落下物を発見しやすく、また運転席から振り返れば、車両後方に立つ身長1mの子供も目視できる。ドアは直角近くまで開き、適度な着座位置(60cm)によって乗降性も良好。1,550mの全高は立体駐車場にも収まる。

そして週末にレジャーへ出掛ければ、200mm確保された最低地上高とスバル自慢の全輪駆動システム「シンメトリカルAWD」、そして新たに全車標準装備された「X-MODE」が威力を発揮。雪道での発進や荒れた上りの山道など、車輪が空転しやすい状況でも、エンジン、トランスミッション、AWD、VDC(いわゆる横滑り防止装置)などを統合制御することで、スムーズに脱出できる。下り坂では「ヒルディセントコントロール」が作動し、ブレーキを適切に制御してくれるので、ステアリング操作に集中しながら一定の速度で下ることができる。




上と下で分かれるデザイン

そんなXVに込められた「2つの価値」はデザインにも見られる。エクステリアは、スポーティですっきりした上半身と、タフで力強い下半身を組み合わせたという。フロント・グリルのクロームを、両脇から黒い樹脂が包み込むところにも、それが表現されているそうだ。全9色が用意されるボディ・カラーには、鮮やかな「サンシャインオレンジ」や「ピュアレッド」も含まれる。ルーフレールの形状も先代より洗練された印象だ。



一方で、前後バンパーや4つのフェンダーアーチに取り付けられた黒い樹脂製のパーツは、傷が付いてもあまり目立たないように、無塗装であるだけでなく、表面にシボ加工が施されている。フロント・バンパーの下部に正面だけ、アンダーガード風のデザインが与えられた"なんちゃってクロスオーバー"も少なくないが、真面目なスバルのVXはこの黒い部分がちゃんとバンパーから下に回り込み、アンダーフロアを覆うパネルにつながっていた。




黒を基調にしたインテリアは各部オレンジ色のステッチを施し、「インプレッサ」との差別化を図る。荷室の床下には汚れた荷物も収められるサブトランクが備わる。




先代より少し大型化

全長4,465mm × 全幅1,800 × 全高1,550mmというサイズは、先代より15mm長くて20mm幅広い(ちなみに現行型「インプレッサ スポーツ」と比べると5mm長く25mm幅広く70mm高い)。ホイールベースが30mm伸びたこともあり、室内長は80mmも広くなった。最小回転半径は10cmだけ大きく、5.4mとなっている。

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2つの価値を併せ持つ、新型「スバル XV」発表会場からリポート! originally appeared on Autoblog Japan on Fri, 07 Apr 2017 08:00:00 EST. Please see our terms for use of feeds.

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