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「三菱のクルマから連想するのは・・?」
この質問に対しての回答は、おおむねこんなところだろう。「EVが得意なメーカーです」と。あるいは「SUVにいいクルマが多い」
答えるのかもしれない。
たしかにこのところの三菱は、EVに積極的である。電気軽自動車アイミーブで世間を驚かしたわけだし、最近イチオシのアウトランダーはPHEVという新ジャンルで先行する。一方、デリカやパジェロが築いた伝統も、いまだに健在である。SUVも三菱の屋台骨だ。三菱のツートップは、EVとSUVだ。
新しく就任した相川社長は、矢継ぎ早に新路線への舵取りを急いでおり、「電気とSUVで勝負する」と発言している。パジェロやデリカを有する三菱のイメージが、EVとSUVに集約するのかもしれないことは想像にかたくないのである。
だけど、僕に言わせれば三菱はやはり、「4WD技術で先行するメーカー」だと思うのである。かつてランエボで戦い,数々の勝利をプレゼントしてくれたことも理由のひとつだが、つぶさに三菱の技術を観察すると、根底には高度な「4WD技術」が内包されているように思うのだ。
今回、雪深い北海道で開催されたオールラインナップ試乗会では、数々の4WDモデルが用意されており、あらためて4WD技術の充実度を再確認した次第である。
それが証拠に、三菱は、なんと8種類もの4WDシステムを市場に投入しているという。三菱がラインナップするモデル数からすれば、驚異的な数字だ。つまり、適材適所に4WDモデルを展開していることになる。
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【試乗記】三菱が挑み続けるのは「4WD」ならぬ「AWC技術」:木下隆之 originally appeared on Autoblog Japan on Mon, 14 Mar 2016 04:40:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
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