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ティザー・フォトで我々の気持ちをせかしていたフォルクスワーゲンの次世代SUVコンセプトは、「TーCross Breeze」となってジュネーブ・モーターショーに現れた。当初は北米のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)でお披露目されたマイクロバスEV「BUDD-e」を具現化したモデルとも見られていたこの小型SUVは、1.0リッターの直列3気筒直噴ターボTSIユニット(最高出力110ps/最大トルク17.8kgm)と7速DSGを搭載した、より現実的なオープン4シーターであった。


全長×全幅×全高は4,133×1,798×1,563mmと実際に小振り。現在フォルクスワーゲンはMQB(モジュール・トランスバース・マトリックス:自社のプラットフォームや各ユニットを適材適所組み合わせ一台の車を作る手法)によって生産を行っているため、T-CROSSのベースが何とは簡単には言えないのだが、わかりやすく言えばポロをSUVに仕立てたサイズだ。そしてティグアンの下に位置するモデルということができる。
ただしそのボクシーな車体の足下には19インチの大径タイヤを履きこなし、サスペンションもたっぷりとしたストロークが取られていることから、出で立ちは威風堂々。かつ寝かせられたAピラーとオープントップ、そして同社で初めてのオープントップSUVとして、軽快感も演出されている。
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【ジュネーブ・モーターショー】フォルクスワーゲン TーCROSS Breeze:山田弘樹 originally appeared on Autoblog Japan on Sun, 06 Mar 2016 00:00:00 EST. Please see our terms for use of feeds.
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